“ただふさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忠房75.0%
忠総25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方平家は、小松新三位中将資盛、少将有盛、丹後侍従忠房ただふさを総大将に、飛騨ひだの三郎左衛門景経かげつね、越中次郎兵衛盛次もりつぐ上総かずさの五郎兵衛忠光、悪七兵衛景清らが、五百艘の船に分乗して備前の児島こじまに着いた。
寛永五年師五十二歳、堀尾吉晴よしはる女婿ぢよせいたる石川忠総ただふさの外護により、法山に瑞世ずゐせいし、紫衣を賜り、爾来じらい諸国餉参げさんの衲子、師の道風をしたひその会裡に集るもの無慮——
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)