“ただとし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忠利87.5%
忠宝12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
与一郎様与五郎様(忠興の子、興秋おきあき)のお二かたは東へお立ちなされたり、内記様(同上、忠利ただとし)も亦唯今は江戸人質に御座候間、人質に出で候はん人、当お屋敷には一人も無之これなく候へば
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
与一郎(忠隆ただたか)の次に、次男の与五郎(興秋おきあき)があった。それからまた、三男の内記(忠利ただとし)が生れ、愛らしい女の子もその下にふたりできた。
……もうひとついけないことは、七月二十六日は忠宝ただとしさまのお誕生日にあたるので、その祝いを兼ね、八ツ山の浜屋敷へ江戸家ちゅう一同をあつめて二十六夜待の酒宴をなさるのが毎年の例。