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たけぎれ
ふりがな文庫
“たけぎれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
竹片
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹片
(逆引き)
長方形の板を載せているのが、
竹片
(
たけぎれ
)
を指して、立板に水を流すごとくにいった。「
裸裎
(
らてい
)
淫佚
(
いんしつ
)
で、徳を失い礼を
蔑
(
ないがし
)
ろにし、度を敗るは、
禽獣
(
きんじゅう
)
の行いである。国には
常刑
(
じょうけい
)
あり、ただこれを禁ずる」
不周山
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
六寸程の
竹片
(
たけぎれ
)
が挟んであるのを見附て、指を差込だが春日の指に比べて隙間が少し狭かった、漸く取出してみると、
尖端
(
さき
)
に泥が
乾
(
かわ
)
き着いていた、足許に気がつくと柱の根元三寸程の所塀に密接して
誘拐者
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
血に狂った一郎は手にせる
鍬
(
くわ
)
を
竹片
(
たけぎれ
)
の如くブンブンと振りまわして「見に来てはいけない見に来てはいけない」と叫びますので、非常に危険で近寄れません。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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