“たかよし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
孝允25.0%
隆吉25.0%
雄吉25.0%
高福25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前後三年近く政治に関係したけれども、あまり政治にはその力が現れずにしまった。これに対して木戸きど孝允たかよし〕、大久保おおくぼ利通としみち〕は武人ではなく、純粋の政治家である。
当時その門には、松岡万、関口隆吉たかよし、大草多喜次郎、中条金之助などの錚々そうそうたる人々が集まっていた。
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
家康の神速と、同時に、長島からも、信雄の麾下きか、梶川秀盛や小坂雄吉たかよしなどが、駆けつけた。大野附近から蟹江へわたる布陣は、たちまち成った。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先年、飛騨の郡代として来任した小野朝右衛門高福たかよしの次男に鉄太郎というものがあって、それが後に山岡姓をついで、当時江戸の講武所で名うての剣道者となっている。
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)