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たうす
ふりがな文庫
“たうす”の漢字の書き方と例文
語句
割合
刀子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刀子
(逆引き)
立木觀音で艇を出でゝ、立木をきざんだ本尊の古拙ではあるが面白い像を見、勝道上人の所持であつたといふ
傳
(
でん
)
の
刀子
(
たうす
)
だの
錫杖
(
しやくぢやう
)
だのを見た。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
二人が宮の中にはいつた時、素戔嗚は又椋の木かげに、器用に
刀子
(
たうす
)
を動かしながら、牡鹿の皮を剥ぎ始めた。が、彼の心は何時の間にか、妙な動揺を感じてゐた。
老いたる素戔嗚尊
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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