“たいざんぼく”の漢字の書き方と例文
語句割合
泰山木100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのまた胴は窓のそとに咲いた泰山木たいざんぼくの花をうつしている。……しかしふと指に触れたズボンの底の六十何銭かはたちまちその夢を打ちこわした。今日きょうはまだやっと十何日かである。
十円札 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ゆふぐれの泰山木たいざんぼく白花しろはなはわれのなげきをおほふがごとし
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)