“たいきょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
太極60.0%
大局20.0%
対局20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道教では、この宇宙を、魔界と仙界の二元からなるものとて、北斗ほくと太極たいきょく、二十八宿などの星座をあがめ、それは人の世の治乱吉凶禍福の運行とも、密接なつながりがあるものとしている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さすが大局たいきょくとおして、とうに、第二のだんどりを御心のうちにえがいていたのである。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうも、考えられ、同時に、現在の状況は、まったく、千日手せんにちて対局たいきょくになっているので、なんらかの変化を誘う積極的な一手は、どうしても、今や、打たねばならぬときに来ている。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)