“そっちゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
卒中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コトエのうちでは最近、おばあさんが卒中そっちゅうでなくなり、ソンキのお母さんはリョウマチでこんでいるという。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
まア、卒中そっちゅうか、早打肩はやうちかた。……あの通りの大酒くらいですから、さもありそうな往生。……あッという間もなく、自分でも気のつかねえうちに死んじまったろうてんです。
顎十郎捕物帳:06 三人目 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「傷もないそうですから、卒中そっちゅうかなんかじゃないでしょうか、書生しょせいさんも見ていらっしゃいよ」
雀が森の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)