“そうのすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
惣之助66.7%
宗之助33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これも同じく浦賀の大ヶ谷町おおがやまちで廻船問屋で名主役を勤めていた吉崎宗右衞門の弟惣之助そうのすけが養子に来て、おすみの腹に次に出来ましたのが女の子で、これをお藤と申しました。
その足軽あしがる島田惣之助そうのすけは舞袖事たき十九歳、同じく西村新三郎は歌扇事かね二十歳という娼妓を買いなじみ、たきは夫婦約束、かねは身請けされて親元にたところ、十二年十月男二人とも出立に付き
今の俳優の中でのばそうという者も見当らないが、宗之助そうのすけであろう、あの人は女役おやまが適当であると自信して、かなりいい立役が附いても喜ばぬふうであるが、とにかく年は若し
当今の劇壇をこのままに (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)