“そうどしより”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
惣年寄50.0%
総年寄50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大阪で、大塩平八郎の騒動のあったとき、惣年寄そうどしよりとして火消人足を引きつれて大塩父子の隠家かくれがを取り巻き、そしてこの父子の最期さいごを見届けたという、その人である。
総年寄そうどしより今井が火消人足ひけしにんそくを指揮して、焼けた材木をけさせた。其下から吉兵衛と云ふ人足がづ格之助らしい死骸を引き出した。胸がつらぬいてある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)