“そうぞくにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相続人50.0%
相續人50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『だがアーサがこのうえ生きようとは思えない。それができれば奇跡きせきというものだ。おれは奇跡を心配しない。あれが死ねば、あの財産ざいさん相続人そうぞくにんはおれのほかにはないのだ』
また父子爵にしても彼を引上げて、子爵家の繼嗣よつぎとする必要が無かツたのであツた。雖然子爵夫人に子の無いといふ一ツの事件じけんが、偶々たま/\周三を子爵家の相續人そうぞくにんとすることにした。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)