“ぜんれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
全嶺50.0%
全霊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これより行きて道有れば、水有り、水有れば、必ず橋有り、全渓にして三十橋、山有れば巌有いはあり、巌有れば必ずたき有り、全嶺ぜんれいにして七十瀑。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
で、武田伊那丸たけだいなまるは、いやがうえにも、希望きぼうをもった。武者むしゃぶるいとでもいうような、全霊ぜんれいの血とにくとのおどりたつのがじぶんでもわかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)