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ぜぜひひ
ふりがな文庫
“ぜぜひひ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
是々非々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是々非々
(逆引き)
国を憂いて
痩躯
(
そうく
)
を削り、その赤心も病み
煩
(
わずら
)
うばかり日々夜々の戦いに苦闘しつつあった古人を、後世のご苦労なしの文人や理論家が、
暖衣飽食
(
だんいほうしょく
)
しながら
是々非々
(
ぜぜひひ
)
論じたところで
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
故等持院殿
(
ことうじいんでん
)
(尊氏の法号)どのに関する思い出や世評
是々非々
(
ぜぜひひ
)
にたいする検校の意見なども伺い、かたがた
琵琶
(
びわ
)
の一曲を霊前にささげようではないかという申し合せをしていたのだった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しぜん尊氏にたいする功罪論の
是々非々
(
ぜぜひひ
)
だの、その人物を疑惑視する世評もつよく、それが当道の盲人にはとかく胸のわだかまりになっていたので、盲人たちは、ここの
結界
(
けっかい
)
をたのんで
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
当時からすでに
喧
(
やかま
)
しい
是々非々
(
ぜぜひひ
)
が取交わされていたらしい。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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