トップ
>
せんくん
ふりがな文庫
“せんくん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
先君
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先君
(逆引き)
それに柴田どのをはじめ
先君
(
せんくん
)
と御苦ろうをともになされました旧臣のかた/″\がいまではいずれも一国一じょうのおんあるじ、おおきは数ヶ国の
大々名
(
だい/\みょう
)
におなりなされ
盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
こうなればもう
猶予
(
ゆうよ
)
はできない。それに十四日は
先君
(
せんくん
)
の御命日でもあるから、その日を期して決行しようと、即座に一決して、頭領大石内蔵助からそれぞれ一党に
通達
(
つうだつ
)
された。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
「そうです……。まさか矢来の外の人中に、殿がおいであろうなどとは、夢にも考えられませんでした。思うにこれも、
鑁阿寺
(
ばんなじ
)
の置文を
遺
(
のこ
)
された
先君
(
せんくん
)
の、おひき合せと存じられます」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せんくん(先君)の例文をもっと
(6作品)
見る