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せむい
ふりがな文庫
“せむい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
施無畏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
施無畏
(逆引き)
左手を静かに上に挙げて
施無畏
(
せむい
)
の印をむすび、右手は下方ゆるやかにさげたまま施満願の印をむすんでいる。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
心の中に、なんの恐れも、憂いも、心配も、苦労もない、というのが、「恐怖あることなし」です。浅草の観音さまへお参りすると、有名な
玄岱
(
げんたい
)
という人の書いた「
施無畏
(
せむい
)
」という額があります。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
父
大誦
(
たいしょう
)
は訳官になって深見氏を称した。深見は
渤海
(
ぼっかい
)
である。高氏は渤海より
出
(
い
)
でたからこの氏を称したのである。天漪は書を以て鳴ったもので、
浅草寺
(
せんそうじ
)
の
施無畏
(
せむい
)
の
匾額
(
へんがく
)
の如きは、人の皆知る所である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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