“せひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
施肥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
草を取つたり、中耕は年に五六回位で、施肥せひは、一ヘクタールあたり、窒素が三十キロ、憐酸四十キロ、加里カリが五十キロ位を標準としまして、隔年に施肥するわけでございます。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
火は、あらゆるものの決裁と清掃をり行うとき氏神うじがみだ。そして残る白い灰は、次の土壌どじょうに対して、はやくも文化の新しい萌芽ほうがをうながし、灰分的かいぶんてき施肥せひの役目をはたしている。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)