“せきぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石像50.0%
石造50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロロー殿下は、まるで石像せきぞうのようにじっと博士のうしろに立っていた。そしてこの場のありさまに、殿下はいよいよこの地をはなれたいと思うにいたった。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
空濠からほりにかけてある石橋を渡って行くと向うに一つの塔がある。これは丸形まるがた石造せきぞうで石油タンクの状をなしてあたかも巨人の門柱のごとく左右に屹立きつりつしている。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)