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せうがん
ふりがな文庫
“せうがん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小龕
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小龕
(逆引き)
われは車を下りて、些の
稍事
(
せうじ
)
を買はゞやと酒店の中に入りぬ。店の前には狹き廊ありて、
小龕
(
せうがん
)
に聖母を
崇
(
いつ
)
きまつり、さゝやかなる燈を懸けたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
人も知る如く、稻荷社の背面には、高い床下に特別な
小龕
(
せうがん
)
を造られてある。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
向ひの家の壁には、
小龕
(
せうがん
)
をしつらひて、それに聖母の像を据ゑ、その前にはいつも燈を燃やしたり。「アヱ、マリア」の鐘鳴るころ、われは近隣の子供と像の前に
跪
(
ひざまづ
)
きて歌ひき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
人も知る如く、稲荷社の背面には、高い床下に特別な
小龕
(
せうがん
)
が造られてある。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
髑髏は髑髏と接して壁を成し、壁はその並びざまにて
許多
(
あまた
)
の
小龕
(
せうがん
)
に分れたり。おほいなる龕には頭のみならで、胴をも手足をも具へたる骨あり。こは高位の僧のみまかりたるなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
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