“ずいがんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瑞巌寺87.5%
瑞岩寺12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿を出るときはまだ暗かったが、瑞巌寺ずいがんじのあたりで明けはじめ、高城川を渡るときには日が昇った。かれらはだくで馬を進め、十時には志田郡の平渡へ着いた。
これが今、町奉行の内命を受けて、特に刑中の身を以て、観瀾亭から瑞巌寺ずいがんじ方面へ派遣されました。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
いでやと毛布ケット深くかぶりて、えいさえいさと高城にさしかかれば早や海原うなばらも見ゆるに、ひた走りして、ついに五大堂瑞岩寺ずいがんじ渡月橋とげつきょう等うちめぐりぬ。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)