トップ
>
すりガラスばり
ふりがな文庫
“すりガラスばり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
擦硝子張
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
擦硝子張
(逆引き)
津田は
逃
(
のが
)
れるように暗い室を出た。彼が急いで靴を
穿
(
は
)
いて、
擦硝子張
(
すりガラスばり
)
の大きな扉を内側へ引いた時、今まで真暗に見えた控室にぱっと電灯が
点
(
つ
)
いた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
質屋の
暖簾
(
のれん
)
だの
碁会所
(
ごかいしょ
)
の看板だの
鳶
(
とび
)
の
頭
(
かしら
)
のいそうな
格子戸作
(
こうしどづく
)
りだのを左右に見ながら、彼は
彎曲
(
わんきょく
)
した
小路
(
こうじ
)
の中ほどにある
擦硝子張
(
すりガラスばり
)
の扉を外から押して内へ入った。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すりガラスばり(擦硝子張)の例文をもっと
(1作品)
見る