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すそまえ
ふりがな文庫
“すそまえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
裾前
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裾前
(逆引き)
葉子は
裾前
(
すそまえ
)
をかばいながら車から降りて、そこに立ちならんだ人たちの中からすぐ
女将
(
おかみ
)
を見分ける事ができた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
袷
(
あわせ
)
の
袖口
(
そでぐち
)
や
裾前
(
すそまえ
)
から静に夜風の肌を
撫
(
な
)
でる心持。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
部屋
(
へや
)
の中の暖かさに引きかえて、湿気を充分に含んだ風は
裾前
(
すそまえ
)
をあおってぞくぞくと膚に
逼
(
せま
)
った。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
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(4作品)
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