“すずなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鈴索50.0%
鈴縄50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余が鈴索すずなわを引き鳴らしてえつを通じ、おおやけの紹介状を出だして東来の意を告げし普魯西プロシヤの官員は、みな快く余を迎え、公使館よりの手つづきだに事なく済みたらましかば、何事にもあれ
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「ありませんかの」と嘲侮ちょうぶをふくめて「もし御用のときは、童僕わっぱの金若をお召しなされ。彼方の鈴縄すずなわを引けば、すぐ下の木戸から兵どもが登ってまいろう」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)