“すぎむら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
榲邨40.0%
杉叢20.0%
杉村20.0%
椙村20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故人小杉榲邨すぎむら博士の遺族から売りに出した正倉院の御物ぎよぶつが世間を騒がせてゐるが、同院が東大寺所管時代の取締がいかにぞんざいであつたかを知るものは
だいぶ離れた所でどたんと戸か何かはずれたような音がしたと思うと、風はまた一しきりうなりを立てて杉叢すぎむらをこそいで通りぬけた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
級長の杉村すぎむらが田中のほうへ歩み寄りながらいた。
錯覚の拷問室 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
椙村すぎむら半三郎 側用人半太夫の二男
菊千代抄 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)