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すぎはらがみ
ふりがな文庫
“すぎはらがみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
杉原紙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杉原紙
(逆引き)
折節
(
おりふし
)
年末の
煤払
(
すすはら
)
いして屋根裏を改めると、
棟木
(
むなぎ
)
の間より
杉原紙
(
すぎはらがみ
)
の一包みを捜し出し、見るにかの年玉金なり。全く鼠が盗み隠したと分ったとあり。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
顕家が夜をあかして書いた
杉原紙
(
すぎはらがみ
)
十数枚にものぼる文章は、吉野朝廷へたてまつる彼の政治意見書であった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「左樣日本の品ではない、——丁寧に扱つても、
杉原紙
(
すぎはらがみ
)
か奉書といふところだが、
唐土
(
もろこし
)
渡來の唐紙を、
屑
(
くづ
)
でも何んでも惜し氣もなく使つてゐるのは不思議ぢや」
銭形平次捕物控:226 名画紛失
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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