“じょうぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上聞90.0%
成文10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上聞じょうぶん、於御当家たり先例之御定法、至養父歿後者、縦兼約たといけんやく之次第自然せしむるといえども披露、不其養子也、病死跡同前也
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
(玄徳なる者は、前々黄賊の大乱の折にも抜群の功労があったものです)と、上聞じょうぶんに達したので、朝廷でも捨ておかれず、みことのりを下して、彼を平原県へいげんけん(山東省・平原)の令に封じた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こういう成文じょうぶんは、実に、非実用のきわみ、愚の到りで、あの忙しい停車場の雑沓で、へんてこな外国語の本を開いて、駅夫相手にこんなことを言ったってとても始まらない。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)