“じゅすい”の漢字の書き方と例文
語句割合
入水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉妹きょうだい間に殺傷が行われて、姉の姿が見えなくて妹も入水じゅすいしたらしいという風評を耳にした刑事や巡査の一隊が東水の尾へ登って来たのは
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
筑後の山川村の滝の淵という所では、昔平家方のある一人の姫君が、入水じゅすいしてこの淵の主となり、今でも住んでおられる。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
石浦に往ったものは、安寿の入水じゅすいのことを聞いて来た。南の方へ往ったものは、三郎の率いた討手が田辺まで往って引き返したことを聞いて来た。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)