“じきょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
辞去100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幸い雨は上ったことだし、北鳴四郎は辞去じきょを決して、二階を下りていった。老人夫婦は残念そうに、その後について、送ってきた。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
それは二人にとってさら見当けんとうのつかないことだった。話はそれまでとなって、白丘ダリアと伯父とは、警視庁を辞去じきょした、というのであった。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
まえにもいったとおり、ヘクザ館は人里ひとざとはなれた山岳地帯にあるのだから、こうなっては、辞去じきょすることもできないのである。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)