“しんくふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新工風66.7%
新工夫33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何事にらず新工風しんくふうめぐらしてこれを実地に行うと云うのは、その事の大小を問わず余程の無鉄砲でなければ出来たことではない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
... お登和や、ここへスープ鍋と新工風しんくふうの火鉢とを持って来てお見せ」お登和「ハイ」と台所へ立ちて下女と共に一種異様の火鉢を持出しきたる。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
北斎は描くに先立ちて深く意識し、多く期待し、常に苦心して、何らか新意匠新工夫しんくふうをなさずんばまざる画家なるべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)