“しょせいてい”の漢字の書き方と例文
語句割合
書生体100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところへ書物を持った書生体しょせいていの男だの、扇を使う商人風の男だのが二三人前後して車台にのぼってばらばらに腰をかけ始めたので、運転手はついに把手ハンドルを動かし出した。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
頭を奇麗に分けて、木綿もめんの紋付の羽織に小倉こくらはかまを着けて至極しごく真面目そうな書生体しょせいていの男である。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)