“しょくにほんぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
続日本紀100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この夢を見た夜は寝しなに続日本紀しょくにほんぎを読んだ。そうして橘奈良麻呂たちばなのならまろらの事件にひどく神経を刺激された、そのせいもいくらかあったかもしれない。臆病者おくびょうものはよくこんな夢を見る。
Liber Studiorum (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
豊後・肥前・日向等の『風土記ふどき』に、土蜘蛛つちぐも退治の記事の多いことは、常陸・陸奥等に譲りませず、更に『続日本紀しょくにほんぎ』の文武天皇二年の条には太宰府だざいふちょくして豊後の大野、肥後の鞠智きくち
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
『日本書紀』や『万葉集』においては大体書き分けてはあるが、しかし幾分か厳重でない所がある。ところが『続日本紀しょくにほんぎ』以下はそれが書き分けてない。かように言っておられるのであります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)