“しょうじょうかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
清浄界100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二つのものが純一無雑の清浄界しょうじょうかいにぴたりとうたとき——以太利亜の空はおのずから明けて、以太利亜の日は自から出る。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この故に無声むせいの詩人には一句なく、無色むしょくの画家には尺縑せっけんなきも、かく人世じんせいを観じ得るの点において、かく煩悩ぼんのう解脱げだつするの点において、かく清浄界しょうじょうかい出入しゅつにゅうし得るの点において
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)