“しょうげんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
松厳寺50.0%
松源寺50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私どもが聞いたんでも、吾妻橋あづまばしの佐竹様のお屋敷のあたりかと思うと、松倉まつくらの方に変り、原庭はらにわ松厳寺しょうげんじの空地かと思うと、急に荒井町の方角に変ったりいたします。
一同が待ち受けている和尚おしょうは、前の晩のうちに美濃みの手賀野てがの村の松源寺しょうげんじまでは帰って来ているはずで、村からはその朝早く五人組の一人ひとりたせ、人足も二人ふたりつけて松源寺まで迎えに出してある。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)