“しょうおん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
消音66.7%
尚温33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仙太が地上に散らばった金貨を拾おうとかがんだところを、二階からカンカン寅が消音しょうおんピストルを乱射らんしゃして殺してしまったのだった。
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
寝ている龍子の心臓のあたりをポンポン打った。イヤ消音しょうおんピストルだからプスプス射ったというんですね、そこを待ち構えていた刑事諸君の手でつかまっちまった。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「ポンポンなんて聞えなかった。……もっとも俺は消音しょうおんピストルだと思っているが……」
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
このように考えてくると、銃丸たまは車内でぶっぱなされたと考えるのが、本道ほんどうである。だが車内でズドンという音を聞いたものがないではないか。それなら消音しょうおんピストルを用いたものと考えてはどうか。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
王孫尚温しょうおんがその翌年王位に即かれました(尚穆の世子尚哲は父王より六年前になくなった)。
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)