“しゆげんしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
修驗者50.0%
朱弦舍50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃何處からともなく江戸に現はれた修驗者しゆげんしやで、四十五六の魁偉くわいゐな男でしたが、不思議な法力を持つと噂されて、僅かの間に江戸中の人氣をさらひ、谷中に建てた堂宇は、小さい乍ら豪勢を極め
一昨年おととしの十月は、晴れた日がつづいて、空を見ては、東京の上だけでも飛行機に乘つて見たいと言ひ/\したので、朱弦舍しゆげんしや荻原濱子が、乘るのなら、わたしもないしよで乘りたいと言つて
煎薬 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)