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しゅんでんこじ
ふりがな文庫
“しゅんでんこじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
春田居士
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春田居士
(逆引き)
義兄に当たる
春田居士
(
しゅんでんこじ
)
が夕涼みの縁台で
晩酌
(
ばんしゃく
)
に親しみながらおおぜいの子供らを相手にいろいろの笑談をして聞かせるのを楽しみとしていた。
思い出草
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
三人の兄弟のだれと思い比べてみても、どこか世間をはなれたような
飄逸
(
ひょういつ
)
なところのある点でいちばん父の
春田居士
(
しゅんでんこじ
)
の
風貌
(
ふうぼう
)
を伝えていたのではないかと私には思われる。
亮の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
郷里の
親戚
(
しんせき
)
や知人の家へ行けば、今でも春田のかいた四君子や山水の絵の
襖
(
ふすま
)
や
屏風
(
びょうぶ
)
が見られる。私はそれを見るたびに、
楊枝
(
ようじ
)
をかみながら絵絹に対している
春田居士
(
しゅんでんこじ
)
を思い浮かべる。
亮の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
そういう方面の
春田居士
(
しゅんでんこじ
)
は私の頭にほとんど残っていない。
亮の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
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