“しものもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下民50.0%
便溺50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今日も新聞で見りや、かゝあの正月のくびの飾に五千円とか六千円とか掛けるのだとよ、ヘン、自分の媽の首せエ見てりや下民しものものの首がはらなくてもいと言ふのか、ベラ棒め」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
間もなく母は気苦労がつもって病気になり、たおれてとこについたが、便溺しものものから寝がえりまで皆大成の手をかりるようになった。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)