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しのたまわ
ふりがな文庫
“しのたまわ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
シノタマワ
語句
割合
子曰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子曰
(逆引き)
「ね、親分、そう聞くと思い当るでしょう。子供は嫌いだからといって、
寺子
(
てらこ
)
は皆んな断ってしまった癖に、夜は大の男を四五人も集めて“
子曰
(
しのたまわ
)
く”の素読の
稽古
(
けいこ
)
だ」
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
子曰
(
しのたまわ
)
くや、こそ
侍
(
はべ
)
れのうちに、こんな浮世絵草紙を見出したことがお角には、かえって味方を得たように頼もしがられて、皮肉な笑いを浮べながら、窓の光に近いところへ持ち出して
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
世間並のような顔をしていますが、からっきし訳の解らねえ人間で、——こんな野郎でも、“
子曰
(
しのたまわ
)
く”をちょっぴり教えて頂いたら少しは人間らしくなろうかと、こう思いましたんで、ヘエ——
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
どう致しまして、
子曰
(
しのたまわ
)
くは、これからはもう
流行
(
はや
)
りませぬな、すべて理詰めで行って大いに利用厚生の道を講ずる、あっちの究理学でなければ夜も日も明けぬ時代が、やがて到来いたしますでな。
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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