“しっとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
執刀50.0%
失透25.0%
漆桶25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おい。甲斐博士。ここで執刀しっとうするのかね」と、隊長が聞いた。
宇宙戦隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
どの系統の窯か分らぬが、歴史は浅いにしても、その先がまだ遠くあるように思える。失透しっとうの海鼠窯を見ると出来たものは朝鮮あたりのものと似通う。
現在の日本民窯 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
かく漆桶しっとうを抜くがごとく自転悟を開きたる余は今例の監督官及びその友なる貴公子某伯爵と共にくつわつらねて「クラパムコンモン」を横ぎり鉄道馬車の通う大通りへ曲らんとするところだと思いたまえ
自転車日記 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)