“さんのへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
三戸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南部の方でも三戸さんのへ郡の荒沢不動に、山男の使った木臼きうすが伝わっていることを『糠部五郡小史ぬかのぶごぐんしょうし』には録している。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
産馬の方では、佐々木四郎高綱の、宇治川の先陣のときの池月いけづき(生※)の話が最も有名でありますが、池月と並び称されている磨墨するすみもまた、南部三戸さんのへの産だったということであります。
昭和八年は余寒がきわめて厳しく、一面氷で閉ざれていたので、その氷を割ってウグイをとっていたが、津浪の前にはまるでとれなくなった(青森県三戸さんのへ田面木たのもぎ小学校長小井川潤次郎氏報)
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)