“さんとうきょうでん”の漢字の書き方と例文
語句割合
山東京伝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山東京伝さんとうきょうでんが小説を書く時には、寝る事も食事をする事も忘れて熱心に書き続けたものだが、新しい小説の構造が頭に浮んでくると、真夜中にでも飛び起きて机に向つた。
夜釣 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
山東京伝さんとうきょうでん(西暦一七六一—一八一六年)は、『異制庭訓いせいていきん』にある「祖父祖母之物語じじばばのものがたり」(「むかしむかしぢぢとばばとありけり」というきまり文句ではじまる話)をわらべの昔ばなしととな
『グリム童話集』序 (新字新仮名) / 金田鬼一(著)
江戸のむかし、吉原の曲輪くるわがその全盛の面影をとどめたのは山東京伝さんとうきょうでんの著作と浮世絵とであった。
里の今昔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)