“さわがに”の漢字の書き方と例文
語句割合
沢蟹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕はこう云う話の中にふと池の水際みずぎわ沢蟹さわがにっているのを見つけました。
手紙 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
水はよくよく澄んでいて、沢蟹さわがにの影も見えるくらいだった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
池には蓮の葉が破れ、赤い沢蟹さわがにたわむれていた。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)