“さめぎわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
覚際100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
覚際さめぎわか、蒼白あおじろい顔をして、つかつかと出て来たが、御飯に添えて小皿の小肴こざかなを、(このあたりの習慣である。)手に載せて箸をつけていた、雪代夫人をると、どしんと坐って
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
覚際さめぎわにフト刺戟された想像にとどまったのであるが、しかしそれは不幸にも事実であった。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夢の覚際さめぎわかと見えたのである。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)