“さちお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
左千夫83.3%
幸生16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左千夫さちお先生のことをおもうと、私にはいかにも懐かしい気分がいてくる。
左千夫先生への追憶 (新字新仮名) / 石原純(著)
左千夫さちお来り秀真ほつま来りふもと来る。左千夫は大きなる古釜を携へ来りて茶をもてなさんといふ。釜のふたは近頃秀真のたる者にしてつまみの車形は左千夫の意匠なり。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
九年には旧高松藩松平家から羽前の幸生さちお銅山を買収し、十年にはさらに相馬家及び渋沢栄一との共同ということで足尾の稼行にのりだした。だが、これも経営の実際は、すべて市兵衛の手中にあった。
渡良瀬川 (新字新仮名) / 大鹿卓(著)