“さだあき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
定敬33.3%
定明33.3%
貞顕33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正月六日徳川慶喜が松平容保まつだいらかたもり、松平定敬さだあき板倉勝静いたくらかつきよらを従えて海路を江戸に走った。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
しかしはぎ野がゆうべ庭先をわたったとすれば、何処どこに何者のもとに忍んで行ったものであろうか、弟の定明さだあき以外には、はぎ野の忍んでゆきそうなところはない、ゆうべは定明は館の北にいた。
野に臥す者 (新字新仮名) / 室生犀星(著)