“さしさわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
差障100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「政治上の差障(さしさわ)りさえなければ、僕も喜んで話しますが——万一秘密の洩れた事が、山県公(やまがたこう)にでも知れて見給え。それこそ僕一人の迷惑ではありませんからね。」
西郷隆盛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
もしお身体にお差障(さしさわ)りないようでしたら当分こちらへ来てみませんか。今年(ことし)は西洋人の別荘を借りています。私一人きりですからどうぞ御遠慮なくお出でください。
恢復期 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
ここで俺が戸田家の家来たる兄に有様(ありよう)を打明けてみたところで、別段差障(さしさわ)りの生ずるようなこともあるまい。このたびの事は、親兄弟たりともいっさい漏(も)らすまいという誓約はある。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)