“さいもく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
細目85.7%
豺目14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三浦は子供のような喜ばしさで、彼の日常生活の細目（さいもく）を根気よく書いてよこしました。
開化の良人 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)
かれはその服装に、若々しく晴れやかに見せるいろんな細目（さいもく）をつけ加えた。
ヴェニスに死す (新字新仮名) ／ パウル・トーマス・マン(著)
鳶肩豺目（さいもく）結喉（けっこう）露唇（ろしん）なんというのは、物の出来る人や気嵩（きがさ）の人に、得てある相だが、余り人好きのする方では無い。
連環記 (新字新仮名) ／ 幸田露伴(著)