トップ
>
ごようぢょうちん
ふりがな文庫
“ごようぢょうちん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御用提灯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御用提灯
(逆引き)
御用提灯
(
ごようぢょうちん
)
が幾十となく、京橋の方から飛んで来た。八丁堀の同心衆が、岡っ引や下っ引を連れて、この時走って来たのであった。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と、
御用提灯
(
ごようぢょうちん
)
を振り立てて、同心どもに率いられた下役が、棒を突き立てているが、その人々は、群集とは、かなり距離がへだっている。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
鬼灯
(
ほおずき
)
を咲かせたような
御用提灯
(
ごようぢょうちん
)
の鈴なりです。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
捕り方たちは、
御用提灯
(
ごようぢょうちん
)
を振りかざして、
獲物
(
えもの
)
を狙う
獣物
(
けもの
)
のように、背中を丸めるようにして、押しつけて来るのだったが、さりとて急には飛び込めない。相手は何しろ、当時聞えた神出鬼没の怪賊。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ごようぢょうちん(御用提灯)の例文をもっと
(3作品)
見る