“ごじょうもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御城門50.0%
御定紋50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半蔵御門はんぞうごもん這入はいって吹上御苑ふきあげぎょえんの裏手なる老松ろうしょう鬱々たる代官町だいかんちょうとおりをばやがて片側に二の丸三の丸の高い石垣と深い堀とを望みながら竹橋たけばしを渡って平川口ひらかわぐち御城門ごじょうもん
御定紋ごじょうもんは、たしかに抱茗荷だきみょうがのようでございましたね、抱茗荷ならば鍋島様でございます、佐賀の鍋島様、三十五万七千石の鍋島様のお通りだ」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)