“ごじっこん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御昵懇88.9%
御入魂11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何さまこれァ大きにそうかも知れぬ。先生と遠山様とおやまさまとは堺町さかいちょうあたりではその昔随分御昵懇ごじっこんであったとかいう事だから、その時分じぶんのお話にいろいろ花が咲いているのかも知れませぬ。」
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「せめての子まで近寄られい、お父上とは御昵懇ごじっこんなものでござる。」
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
「近頃も、筑前とは、よほど御入魂ごじっこんなことであろうの」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)