“こもろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
小諸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして、六月にはいると、住居の手入れもあらまし目鼻がつき、簡単な家具食器類を運びこんで、そこで小諸こもろの療養所から小萩を迎えた。
光は影を (新字新仮名) / 岸田国士(著)
騎馬、徒士かち、あわせて四十人ほどの主従は、この日、小諸こもろ附近から小県の国府(上田近傍)あたりまで、道を急いでいた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藤村はそれからやがて小諸こもろへ行くことにきまり、その仕度したくをしていた時分かとおもう。鶴見は俳人の谷活東たにかっとうと一しょに新花町を訪ねたことがある。